消極的プラス思考

31.3.07

血尿騒動

 半月前の週末のこと、前日に呑んだくれて帰ってきた翌朝にTシャツの下の方に血の痕を見つけた。手でもどこかにぶつけて無意識に拭ったのかとも思ったが、手はどこも傷ついていなかった。で、よくよく調べてみると、パンツにも同様の染みが…これは小用を足したときに尿管に残ったオシッコが染み出たものだと直感した。だとしたら、我が輩は血尿が出たことになる。これはどうしたものかと薬剤師の叔父に相談したところ「お酒の影響も捨てきれないが、医者に診てもらった方がよい」と言うことになり、早急に泌尿器科の医者にかかりに行った。
 そこで、まず採尿をして医者にオシッコの頻度、残尿感、血尿の経験、アルコールの摂取、性交渉の有無、服用している薬のことをいろいろ聞かれた。そして触診である。ズボンとパンツをおろし、あられもない格好で医者にいろいろと触られてちょいと屈辱的ではある。が、触診でも特に異常は診られず、採取したオシッコにも血液反応が見られないとのこと。きっと前日に呑んだアルコールのせいだと自分で決めつけてホッと一安心だが、念のため造影検査をすること、花粉症で服用している薬を調べることを約束してその日は帰った。

 造影検査の日、早めに昼食を済ませそれからは一切飲食禁止で検査に臨む。ボタンのついているパンツしか持っていない我が輩は、レントゲンに映るといけないからとまたもやパンツをおろさなくてはいけない羽目に…。そんなこんなで十数分、オシッコにも以上はなく、造影検査でもどこも異常がないと結論が出た。疑いが残っているのは現在は服用していない花粉症の薬である。医者が調べた結果、血尿が出る可能性があると本に載っていた。原因はこの薬だろうと結論づけて、ガンも腎炎、膀胱炎の心配もないとのこと。これでまた安心してお酒が呑めると、懲りていない我が輩なのであった。

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20.3.07

それが言いたかったの?

 自宅の建て替えに動き始めて、現在2社の住宅メーカーに土地の調査と簡単な設計をお願いしている。一方のS社は早速測量士らしい人が来ていろいろと測っていって、その結果待ちである。もう一方のM社は同じように測量士が来るかと思いきや、建築士さんがやって来てこれからプランを立てるための調査や写真を撮っていった。その後、暫くしてM社から連絡があった。連絡の内容は「ハウジングセンターでは接客をしっかりしていなかったので、ちゃんとした話し合いがしたい」だった。家族全員が揃っている時にじっくり話をしたかったので、日曜日の午前中に時間を作ってお願いした。

 その日曜日、我が家にやってきたのは担当者が1人だけ。外観、間取り、細かい要望を詰めるための話し合いかと思いきや、口に出し始めたのは「我が社の住宅の特徴は…」である。我が輩、そんな基本的なことを聞きたかったわけではない。耐震性、断熱性、遮音性なんて名のある住宅メーカーならどこだってそれくらいの研究はしているだろうから、そんなことを重視してはいないのである。で、結局は数日後に土地調査に来ると言うことを伝えて帰って行った。我が輩がしたかったのはその先の話し合いで、今回の面談は全く時間の無駄であった。モデルハウスを見て興味を持ったM社の評価がその担当者のおかげで少し下がった。

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11.3.07

端末だらけ

 我が輩が回転寿司を食べに行ったときのことである。支払いをするときに「iD」の端末があることに気が付いた。その回転寿司は非接触型カードでは「Edy」を前から扱っている事は知っていたが、「iD」も使えるようにしたのね。しかし、レジの前に2つの非接触型カードの端末があるのはちょっと物々しすぎないか?と思った。続いて行ったショッピングセンターではレジに「QUICpay」の端末が。我が輩、非接触型の支払いには興味があって、Edyがメジャーになる前からのユーザーである。しかし、利用する店によって使える、使えないがあるのは不便だと思うし、取り扱いが増えた分だけ端末の数も増えるのも邪魔くさいと思う。それぞれの会社に思惑があると思うけど、上手いこと提携して互換性のある端末にまとめません?
 かく言う我が輩の持っているカードはJCBカードとして支払いできるものであるが、QUICpayは扱っていない(もしかしたら交渉中!?)ので、申し込みようがないのがちょっぴり哀しいのであった。

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5.3.07

初めの一歩

 我が輩の夢のひとつである「家を建てること」が遂に実現に動き始めた。家庭を持った当初から抱いていた構想である。本当はもう2、3年前から行動に移していたかったのだけれど、諸々の事情で今日まで延ばし延ばしになっていた。せっかくのなのでブログとして記録に残していこうと思う。

 仮住まいへの引っ越しと新居への引っ越しとを2回もしなければいけないのが煩わしいらしく、建て替えを拒んでいた親父。その親父が引っ越しが1度で済むよう近所に出来た分譲住宅購入を提案していた。当初から建て替えの方向の我が夫婦だけれど、物件に納得すればそれでも構わないと、取り敢えず完成邸見学会に出掛けてみる。ところが、限られた土地に1軒でも多く家を建てたい住宅会社の思惑もあって、その家は狭い&使い勝手が悪そう。呆気なく、分譲住宅購入案は却下されたのであった。

 完成邸見学後、初めて親父を含めた3世代で住宅展示場へ出向く。これは建て替えの意志は固いと親父に主張する為のものである。それに伴って、住宅メーカーからしてみると冷やかしでない住宅購入希望者であることがバレバレで、執拗なセールスも安易に予想された。案の定モデルルームに入ると、アンケートを求められた。当然と言えば当然である。普段の買い物とは違い、ひとたび商談が成立すれば数千万円のお金が動くだけあって相手も必死である。だが、我が輩はひたすら拒否る。過去にしつこく訪問されたことをでっち上げたり、「ここで我が輩の機嫌を損ねると、その住宅メーカーでは建てないぞ」と言うオーラを醸し出せば、ほぼ100%相手は身を引く。そんなこんなで4、5軒ほど廻った。が、どこも一長一短で住宅メーカーを絞り込めなかった。

 我が輩が住宅メーカーにお願いしようと思ったのには理由がある。築25年超の家の建て替えは現状と同程度の家が建つとは限らず、先ずは土地を調査、査定してもらう必要がある。下手に馴染みのある工務店や、知り合いに頼むと選択の余地がなくなるので、最悪でも調査料さえ払えば、後腐れがなくなる事を考えた。しかしながら、未だ住宅メーカーは絞り込めていない。それが理由で依頼先が決まるまで何もしないのも癪である。先ずは最大手の住宅メーカーに調査、見積もりを依頼することにした。ドキドキしながらTELすると、いかにもって感じのセールストーク。「実は昨日、見に行ったんだけど…」との切り出しに、よほど印象に残ったのか、さもなければよほど他に客がいなかったのか、アンケートに答えなかった我が輩だけれど、親父、息子達のことを覚えていてくれて感心した。そんなことは建て替えには何にも評価されないが、調査をお願いして電話を切った。夢を現実にする為に歩き始めた記念すべき第一歩である。

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1.3.07

パイプ

 日曜日の昼時、家族とちょっとこじゃれたイタリアンレストランで食事をした。そこでたまたま隣のテーブルに掛けていた2人に目が行った。我が輩よりも若い女性と熟年の男性である。その男性は上級思考らしくヴィトンのセカンドバッグにロレックスの腕時計をして、高級車の話をしているようだった。食事を終えたその男性は食後の一服にとパイプを取り出し、煙草の葉を詰めだした。すげ〜、初めて使っている人を見たよ、パイプ!かく言う我が輩も二十歳から4年間くらい喫煙歴がある。もしそのまま続けていたら、あまのじゃくの我が輩のことだから、絶対に葉巻やパイプを試していたはずである。ただ、残念だったのはその男性がパイプに火を付けるのにライターを使っていたことだ。我が輩だったら、おそらくパイプ用の長めのマッチで火を付けたであろう。

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